株式会社 名寄振興公社
名寄市民の元気になれる場所

名寄を盛り上げる第三セクターとしての奮闘と熱意
道立公園である『北海道立サンピラーパーク』やスキー場、体育館などの運営をしている名寄振興公社(以下、振興公社)。名寄市からの出資を受ける第三セクターとして、名寄市民が「元気になれる」場を提供しています。
振興公社の管理施設の一つであるホテル『なよろ温泉サンピラー』は、市外からの宿泊客の利用はもちろん、名寄市唯一の温泉施設として市民からも愛されており、市民同士の交流の場として機能しています。
2022年11月には『なよろ温泉サンピラー』の温泉部分のリニューアルを行い、ゆったりとした温泉・サウナスペースの確保や、新しく利用しやすい休憩スペースを用意しました。
「私たちの施設をもっとより良く、気持ちよく使ってもらいたいという気持ちで、従業員一同団結し、主体的に動きました」と本部事業所長の小川さんは話します。

働くスタッフ
こんな仕事をしています!
振興公社のお仕事は、大きく分けて、公園・施設管理の業務と『なよろ温泉サンピラー』内での業務があります。
公園・施設管理の業務は、管理している『サンピラーパーク』、『なよろ健康の森』の清掃・整備の仕事や、管理事務所内でのお客様の対応・事務作業など。また、スキー場や体育館、スキージャンプ台の施設管理も行います。
公園の一つである『サンピラーパーク』にはカーリング場や多目的ホールがある他、屋内の児童遊具や、夏は屋外にふわふわドームが用意されていることから、市内外よりお子様連れの利用者にも多く利用されています。
「なよろ健康の森」はパークゴルフ場や陸上競技場、冬はクロスカントリーができる歩道など、様々なスポーツが楽しめる、総面積約200ヘクタールの大規模な公園。スポーツ合宿で利用される方からご高齢の方まで、老若男女がのびのびと身体を動かせます。
ホテル『なよろ温泉サンピラー』内での業務としては、厨房部門、フロント部門、清掃部門があります。
お客様からは、家族のような温かいおもてなしとおいしい料理が好評とのこと。
厨房で料理長を担当する川田さんは当ホテルに勤めて20年目。川田さんの他、2人の料理長とともに「名寄密着」をモットーとしてメニュー選びや食材選びをしています。
名寄密着だからこそ、使われているのは名寄産の食材。連泊のお客様には毎日違うメニューを提供したり、市内でイベントがある際にはイベント内容をモチーフにしたメニューを考案したりと、労力を惜しまず料理への情熱を注いでいます。
「ここはあくまでも市民の憩いの場。だから、奇をてらったメニューを作ったり、お金儲けだけを目的にしたりはいけない」と語る川田さん。
第三セクターとして公益と営利のバランスに悩みつつも、その制約の中で市民が喜ぶことを第一に考えていました。

料理長の川田さん/写真右
こんな人が働いています!
室蘭市出身の総務課長の瀧田さんは、前職は百貨店で長くお仕事をされていました。道内の店舗を転々としている中で、とりわけ道北エリアの良さを体感したとのこと。
「夏は山、冬は雪……道北には地元の方々が気づいていない観光資源がたくさんありますよね。人のあたたかさもまた道北の良さです」
そんな中、知り合い伝手に振興公社で働かないかとオファーがあり、もとより接客が好きで、まちづくりにも関わりたいと思っていたことから依頼を受けることに。
現在のお仕事は、各部門の所属長と連携を図ったり、市役所や観光協会などと組んでイベントを企画したりといった運営の全般を担当されています。
森に包まれた場所にある職場。
「朝、出社すると鳥のさえずりが聞こえて、まるで非日常の世界に来たみたいなんです。これを毎日楽しめますよ」
振興公社は道北の良さを存分に味わえる職場環境だと教えてくださいました。

総務課長の瀧田さん
身体を動かす、温泉で癒される、美味しいものを食べる……そんな「名寄市民の憩いの場」が振興公社のメンバーによって作られています。従業員のお一人おひとりに「市民のみなさんにもっと快適にこの場所を利用してもらいたい!」という熱い思いが宿っているのを感じました。
住 所 : 〒096-0066
名寄市字日進
連 絡 先 : TEL 01654-2-2131事業内容 : 名寄市及び北海道から委託を受けた事業の執行交通運輸業(索道業)、旅館業、飲食店業
創業年月日 : 昭和48年2月
従業員数 : 62名
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