NPO法人なよろ観光まちづくり協会
名寄の観光分野の仕掛け人!
民間企業と行政の間で、新たな事業をつくり出す!

NPO法人なよろ観光まちづくり協会のメンバー
NPO法人なよろ観光まちづくり協会(以下、観光協会)は、名寄市の玄関口である駅前交流施設「よろーな」での観光案内所の業務のかたわら、名寄市の観光行政の全般に関わっています。
事務局長の畑中さんは観光協会の強みを「名寄の観光に長く携わるスタッフが増えてきたこと」と分析。その強みを活かして、名寄の新たな観光事業や観光商品を生み出しています。
利益につながりにくい事業にも着手し、事業が軌道に乗れば、民間企業にバトンタッチする。逆にうまくいかなければ事業を辞めることもあります。こうした流れは、民間企業でもなく行政機関でもない、NPO法人という立場だからできるとのこと。
「私たちのつくったイベントや商品を喜んでもらえたときに、働いていて良かったなと思います。」と畑中さんは話します。
名寄の観光事業の仕掛け人として、利用者と企業の双方が喜ぶサービスをつくるのが観光協会の役割なのです。

写真左:畑中さん 写真右:山田さん
こんな仕事をしています!
名寄に来てくれた方に楽しんでもらう体験観光事業と、直接足を運べない方にも知ってもらい、名寄のものを届けられる特産品の企画・販売事業。これらの事業を通して新たな経済効果を生むのが観光協会の仕事です。
体験観光事業では「名寄に行ったら何かできる」と思ってもらえるように、さまざまな体験型観光を取り揃えています。たとえばサバイバルゲームの運営や、カヌー、スノーモービルといったアクティビティ、農業体験など。
事務局長の畑中さんいわく「一度体験してくれた人が、他にこんなのもあるならやってみよう!と次の体験に繋がってくれたら」という狙いがあるのだといいます。
名寄でのアクティビティの紹介・予約サイト
NGATEWAY “わくわくを予約する”なよろ体験型アクティビティ予約サイト
https://nayoro-tourism.com/【リンク紹介】
特産品の販売事業では、地元の農産品などの販売や、新商品の企画開発・販売も行っています。
2021年からは観光協会のオリジナル商品の開発が始動。開発を担当する山田さんは「すでに名寄のソウルフードとしてある煮込みジンギスカン以外に、名寄の象徴となるグルメをつくることで、民間事業として派生していけば」と意気込みます。
名寄の農産品・特産品のネットショップ
ギフトショップClim
https://nayoroclim.com/【リンク紹介】

ギフトショップClimで取り扱っている商品
こんな社員がいます!
社員の一人に、生まれ育った東京から名寄に移住してきた勝又さんがいます。
勝又さん個人のInstagramには「#nayorolife」のハッシュタグつきで名寄での出来事や、訪れたお店の感想などが投稿されています。
名寄暮らしをSNSで発信したきっかけは「歩いていると、東京にはない花も咲いていることに気づいて。綺麗だなって思って、インスタにあげてみました。気軽に発信できるならやってみようかなって。」と。
そんな勝又さんは、観光協会で名寄の食をプロモーションするメンバーに入っています。市内の飲食店に協力してもらいながら、観光協会のオリジナル商品の開発に取り組んでいる真っ最中。
ともに商品開発に取り組む山田さんは「勝又さんには名寄の魅力をどう伝えるか考えてもらっています。東京で暮らしていた彼女は、名寄目線になっている私たちとは違った視点で考えてくれますね。」と勝又さんを評価。
「もともと観光に関わる仕事がしたかったため、とても楽しくお仕事させていただいています。道内の人たちだけじゃなくて、道外の人にも名寄の魅力が伝わればと思って仕事しています。」と勝又さんは話してくれました。

窓口対応を行う勝又さん
NPO法人という立ち位置を活かし、新たな名寄の魅力を生み出している観光協会。名寄の観光事業に長年携わった知見を活かすとともに、外から来てくれた方の新しい視点も取り込みながら事業を生み出しています。
名寄の価値を高め、もっともっと広めていきたい!そんな想いで観光協会の奮闘は続きます。
住 所 : 〒096-0001
名寄市東1条南7丁目1番地10 駅前交流プラザ「よろーな」1階
連 絡 先 : TEL 01654-9-6711事業内容 : 観光事業
創業年月日 : 平成13年10月16日
従業員数 : 13名